グラボのワッパとは?
グラフィックボードにおけるワッパとはワットパワーエフィシェンシー(Watt Power Efficiency)のマイニング用語です。
計算は「ハッシュレート / ワット ( PPW、Performance per Watt )」です。
つまり、マイニングにおける電力効率を表します。
ワッパがなぜ重要なのか?
ワッパが重要な理由は、一般家庭で使える電力には制限があるからです。
家のコンセントやブレーカー容量、地域の地域の電力会社との契約など、使える電力にはさまざまな制限があります。
普通の家にお住まいの方は、漏電ブレーカーの許容量を上げることが難しいです。
特に賃貸住宅では大家さんの承認が必要だったり、集合住宅では管理組合の承認が必要だったりと許容量を上げるのはかなり大変です。
ワッパのいいグラボは?
2021年11月23日現在でワッパの良いグラフィックボードは次の通りです。
GPUモデル | MH/s | ワット数 | PPW | 取引価格 |
---|---|---|---|---|
CMP 170HX | 164 | 250 | 0.656 | 50万前後 |
Geforce RTX A2000 | 41 | 66 | 0.621 | 8万円前後 |
Radeon RX 6600 | 30 | 50 | 0.600 | 6.1万円前後 |
Radeon RX 6600 XT | 32 | 53 | 0.600 | 6.5万円前後 |
170HXは入手が難しいことを考えると、「Geforce RTX A2000」は現時点ではワッパと購入金額のバランスがもっとも良いGPUと言えます。
グラボの購入金額の回収日数が大切
グラフィックボードの購入金額をどのくらいの期間で回収できるかは、すごく大切な指標です。
ワッパの良いグラボでも購入時の金額が高すぎると、なかなか購入時に支払った価格を回収できなくなってしまいます。
必ず購入金額の回収日を意識してグラボを購入しましょう。
グラボはリセール価格も重要
2022年6月ごろから、イーサリアム(ETH)のGPUマイニングはDifficulty Bombが発動すると言われています。
2022年6月ごろから氷河期に入り、ETHのGPUでのマイニングは難しくなると言われています。
GPUマイニング自体はイーサリアム(ETH)以外でもできますが、現状はイーサリアムと比べると報酬が非常に低くなると言われています。
2021年6月以降にGPUを売却する場合には、中古で売却するときのリセール価格も重要な指標となります。
ゲームでよく使われるようなGeforce RTX 3000系のグラボはリセール価格で優位です。
グラボは最安値で購入しよう
グラフィックボードは、できるだけ安い価格で購入することで、購入額の回収日数を減らすごとができます。
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参考サイト